牛肉とアルツハイマーは本当に関係しているのだろうか [アルツハイマー]

まず、今日の日本とアメリカ(米国)のアルツハイマーの患者数は
日本→180万人
米国→450万人
と言われている。
また日本の人口とアメリカの人口は約
日本→1億3000万人
米国→3億人
だ。
ここで国民の何人に一人がアルツハイマーの割合なのか考えてみよう
日本は1億3000万÷180万=72.222222...........22人だ
アメリカは3億÷450万=66.6666666.........66人とでた。
約72人に1人と67人に1人だ。
まあ両方とも推定の数なので誤差が生じると思うが、
思っていたほど違いがないのがわかると思う。

ただ、アメリカ人と日本人の牛肉の消費量をここで考えてみよう。
日本人1人の年間あたりの牛肉消費量は約12kgである。
対してアメリカ人は約45kgである。
おおよそ約4倍だ。

こう考えるとアメリカ人にはもっとアルツハイマーの患者がいるか
日本人にここまでアルツハイマーの患者がいてはおかしいことがわかると思う。

またフランスのアルツハイマーの患者数は約90万人
フランスの人口は約6000万人である
ここでまた国民の何人に1人がアルツハイマーなのか計算すると
6000万÷90万=66.6666667とでた
なんとほぼアメリカと同じ数値になった。
フランス人の一人当たりの牛肉消費量は日本とアメリカのちょうど間くらいの
28kgくらいである。
フランス人もアメリカ人と同じくらいの比率では少しおかしくなる。

またインド人は宗教上の理由で牛肉を食べないから
アルツハイマーの患者がアメリカの4分の1ともいうが
インド人の平均寿命を知っているだろうか
インド人の平均寿命はまだ60歳なのである

アルツハイマーという病は65歳以上の人が発症する病と定義されている。
それ以下だと若年性アルツハイマーとも言われているのだが、それはまた
次回どこかでふれたいと思う。
ただその年齢の棒引きがどこまでしっかりしているのかは定かではない。
でもとりあえずインド人はアルツハイマー病が発症する人が多くいる年齢になるまで
まだ多くの人が生きられていないのだ。

たしかにカレーの香辛料が脳の血行を良くし、脳の血管性の認知症には効果があるのかも知れない
だがこの寿命のことを考えるとアメリカの4分の1もの人が牛肉も食べないのに
アルツハイマーに侵されている方が逆に不思議である。

ちなみに日本の今日の平均寿命は
男性79歳女性86歳
アメリカ
男性75歳女性81歳である。

平均寿命はこの何十年の医療の進歩、衛生管理なので格段に伸びてきた。
逆にいうとお年寄りが早く亡くなることがあまりなくなってきた。
また出生率も下がっている。俗に言う高齢化だ
これはほぼどの先進国でも同じ傾向だ。日本は特にその傾向が見られるのだが...

なので私はアルツハイマーとは牛肉とかの問題より
高齢化による自然現象なのではないかと考えてしまう。
肌にシワができ、目が衰え、歯も抜け、髪が抜け落ち、骨が弱くなるように
脳も衰えるのではないだろうか?

動物性タンパクをあまりとりすぎることは良くないとは思うが、
アルツハイマーについては脳自体の衰えや
遺伝、人によってのなり易いなり難いと言う差もあるのではないだろうか
牛肉などの動物性タンパクだけではなくなにか他の複合的要因や
ただ単に脳の衰えなのではないだろうかと考えてしまう。
また医学の進歩で治ったり、進行の具合を止める治療ができてくるだろう。

また今度は狂牛病、ヤコブ病などにもふれて考えていきたいと思う。
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